映画というのは、今世紀中になくなってしまうらしい。
正しく言うと、映画館にお客さんが来るというビジネスモデルが成立しなくなる。
キネトスコープは映画の初まりでなく、シネマトグラフが初まりなのは不特定多数の人と同じ画面を見るからだ。
映画館がなくなるというのは映画がなくなるとと同義である。
実際レンタルビデオやインターネットの普及によって自宅で様々な映画を楽しむことができる。
私個人の立場としては、みんなで見た方が楽しいがあくまで二次的な楽しみで作品本来の楽しみとは別なものだと思っている。
本来の楽しみが失われるわけではないし、時代の流れだからしょうがない。
ただ「信州大学映画研究会」というサークル名を、あるとき、「信州大学『過去に存在した映画と呼ばれるもの』研究会」に変わるときが来るはずだがそれはいつなのか。そんなに遠い気はしない。